コーディング外注HOWTO

準備(4)見積り依頼

デザインのラフデータとサイトマップを用意したら、見積り依頼をします。

コーディング会社への依頼を検討するのが初めての場合、できればいくつかの会社に問い合わせをして比較したほうが、いい会社にめぐり会いやすくなります。

その際コーディング会社比較のポイントを参考にして、それぞれ会社のメリット・デメリットを比較検討しましょう。

準備するデータ

コーディング会社にとって、できる・できないの判断材料になる主なものは、「デザインデータ」と「ボリューム(ページ数)」、そして「納期」です。

準備(1)準備(2)準備(3)で用意した情報を手元に準備し、電話またはメールにて問い合わせをしましょう。

見積り項目の確認

たいていのコーディング会社では、お問い合わせから1両日中には連絡があり、見積りをしてもらえることが多いです。

見積り項目は各社それぞれの書き方がありますが、項目としては大きく4つに分けられます。

各項目の内容について、実際の案件の内容や制作量と照らし合わせ、見積りをしっかり確認しましょう。また、見積り項目について何の費用なのかが不明瞭な場合は、遠慮せずに問い合わせましょう。

1.ページあたりのコーディング費用

コーディングの見積りの中で、最も大きな部分を占めている金額になります。

以下の2~4を含めた1ページあたりの単価を設定している会社もあれば、2~4を別途見積もっている会社もあるので、内容と依頼したいことがマッチングしているかをよく確認し、目先の金額に惑わされないようにしましょう。

2.基本費用・テンプレート費用・CSS設計費用

コーディングでは、全体が何ページであろうと、「最初の1ページ目のコーディングが最も工数(時間)がかかる」という特徴を持っています。そのため、「基本費用」「テンプレート費用」「CSS設計費用」といった名称で、1ページ目を制作する工数を一定額見積もっているケースが多くあります。

制作者側の論理ではもっともなことではありますが、全体のページ数がごく少量の場合、この一定額がかなりの負担になることもあります。

ページ単価を算出して全体とのバランスを考え、金額を検討しましょう。

3.急ぎのスケジュールの場合の追加料金

コーディング会社で定めた基本納期よりも短い期間で納品してほしい場合、追加料金を別途見積もっているケースがよくあります。これは、短期間で仕上げるために特別な体制をとったり、他の案件を調整して割り込みで仕事を入れたりするための、調整費用と考えていいでしょう。

急ぎのスケジュールの場合、どうしてもコーディング会社のほうにも無理がかかり、料金を上げざるを得ないので、そうならないよう各会社の基本納期についても確認しておきましょう

4.ディレクション費用・その他

分割納品や、できたものからどんどん納品していく「五月雨式」の納品、またはデザインと原稿が別々に用意される特殊なパターンなど、イレギュラー対応への費用としてかかることがあります。

それ以外にも、サイトマップやディレクトリ構成をコーディング会社に任せてしまう場合、このディレクション費用がかかります。

上記以外の確認事項

見積りを見る際に注意しなくてはならないのが、費用だけで決めてしまうのは大変危険だということです。

どんなに料金が安くても、制作物自体がお粗末では意味がありません。「安かろう、悪かろう」にならないよう、過去の制作実績やコーディングポリシーを確認し、品質について納得した上で仕事を依頼しましょう

また、自社との窓口となる人が誰なのか、制作チームの体制や人数、品質管理体制など、制作物の品質以外にも、制作環境やチェック体制にも注目すると、より判断が正確になります。

見積金額は、あくまでも検討材料の1つとしてとらえましょう。

制作実績などは、コーディング会社側も機密保持契約によって伝えられないことが多いので、可能であればメールだけではなく、電話や実際に会って詳細を確認しましょう。その際に、不明な点や気になった点があれば、遠慮せず確認することがお互いにとって満足いく結果を導くことになります。

大切なクライアントからの案件の一部を任せるわけですから、特に初めて外注依頼の前には、十分に調査して納得した上で、発注・契約手続きに進みましょう。

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